<認知症カフェひこうき雲>漫才で認知レジリエンスを高めよう!
認知症カフェ「ひこうき雲」
恒春園地域包括支援センターでは、毎月第4火曜日午後1時から、川崎ラシクル1階で、
認知症カフェ「ひこうき雲」を開催しています。
認知症の当事者も、当事者でない方も、どなたでも参加できる、集いの場です。
介護予防も、認知症についての情報収集も、専門職への相談もできる、気軽なカフェになっています。
参加費は、無料です。
6月の「ひこうき雲」
6月は24日に開催し、24名が参加しました。
ほとんどが70代以上の高齢者です。
まずは、4月から毎回歌っているオリジナルソング「川崎の風」を練習。
その後、訪問看護ステーション幸川崎2号店の理学療法士宮田さんの指導で、スクワットや脳トレに挑戦しました。
三段オチを覚えよう
最後は、吉本興業所属の国際夫婦漫才フランポネさん。「ひこうき雲」には二度目の出演です。
日本人のマヌー島岡さんとスイス人のシラちゃんが、誰でもできる漫才のコツを教えてくださいました。
たとえば、関西の漫才でよくみる、三段オチ。
- ツッコミ役が質問する⇒ボケ役が間違った答えを言う
- ツッコミ「なんでやねん!」と言ってもう一回同じ質問をする⇒ボケ、さらに間違った答えを言う
- ツッコミ「もうええわ!」
という感じです。このパターンにはめ込めば、誰でも漫才がつくれるそうです。
なんだか、脳トレになりそうですね!
認知レジリエンスで三段オチ?
ところで、認知レジリエンスってご存じですか?
現在、亡くなった後に脳をみると、何らかの異常がみられても、認知症の症状を示さずに天寿をまっとうされる方が発見されています。
このように、脳に何らかの歪みが生じたときも認知機能を良好に保たせるメカニズムを、「認知レジリエンス(復元力、耐久力)」と呼び、さまざまな観点から研究が進められています。
そして、身近にできる認知レジリエンスの高め方として、知的・身体的活動、睡眠、食事の改善が有効だとされています。
「ひこうき雲」では、参加者の皆さんにこうした情報をお伝えし、身近で楽しい知的活動と運動の機会をつくっていこうと思います。
たとえば、こんなふうに・・・
ツッコミ「認知レジリエンスって知ってる?」
ボケ「小川町にあるマンション?」
ツッコミ「なんでやねん! もう一回きくわ、認知レジリエンスって何?」
ボケ「じゃあ、貝塚のマンション!」
ツッコミ「もうええわ!」
ご参加希望の方は、恒春園地域包括支援センターまで、お問合せください。